Aqunia Water

観測の限られた地域に、
水資源計画の判断材料を

Aqunia Waterは、衛星データ、水文シミュレーション/AI、そして限られた地上観測データを統合することで、広域的に河川流量を推定するソリューションです。水力発電、農業、産業における計画策定、そして気候変動下の水資源管理を支えます。

THE PROBLEM

気候変動による水資源の偏りの深刻化

気候変動の進行に伴い、地球規模の水循環が急速に変化しています。温暖化した大気はより多くの水蒸気を保持できるため、豪雨・洪水と渇水という一見矛盾する現象が、同時に深刻化しています。年降水量の傾向は地域ごとに異なりますが、世界全体で水資源の時間的・空間的な偏在が進み、「多すぎる水」と「少なすぎる水」が同時に発生する状況が広がっています。

水資源計画立案において依拠できるデータの限界

グローバルサウス諸国(開発途上地域・新興国地域)においては、地上観測網が限定的な場合が多くあります。計画担当者は、計画立案において利用可能な水量がどれほどなのか、そして気候変動の下でそれがどう変化していくのかといった情報を必要としています
Aerial shot of a dry riverbed in a canyon during the day, surrounded by lush greenery and mountains.
FEATURES

衛星・モデル・現地観測データの統合による、河川流量推定

地上観測点が限られる地域においても、以下の3つのデータソースを組み合わせることで、流域スケールの河川流量を推定することが可能です。

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衛星データ

衛星降雨データ(GSMaP等)や水位データ(SWOT等)を活用し、直接観測が困難な流域における水位や水量の変化を推定します。

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水文シミュレーションモデル

東京大学で開発されたCaMa-Flood/ILSをベースとする大規模河川シミュレーションを用いた仕組みにより、降雨パターン等を踏まえた流量推定が可能です。

Hres Forecasting 768x704
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現地観測データの統合(限定的でも存在する場合)

取得可能な流量・水位の観測値を統合し、より現実を踏まえた推定を実施

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アウトプットイメージ(合成ハイドログラフ・特定サイトに基づくものではありません)

これら3つのデータソースと、当社のローカライゼーション技術を組み合わせることで、観測地点のない地域における過去の河川流量推定に、一定の有効性が確認されています

Target Regions

東南アジア 東アジア 南アジア 中央アジア アフリカ 中南米 オセアニア
USE CASES

水資源の利活用の意思決定者に向けて

Beautiful landscape of a tranquil lake surrounded by dense green forest under a clear blue sky.

水力発電

発電計画の策定、季節ごとの貯水・放流運用、年間の電力供給コミットメントの判断に活用いただけます。

Group of farmers wearing traditional hats tending rice paddies in Asia.

農業・灌漑

作付計画や灌漑スケジュール、渇水時の水配分の検討時の参考情報として活用いただけます。

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産業・都市インフラ

工場用水・冷却水の安定供給判断、上水道の長期需給計画、新規拠点の水リスク評価に活用いただけます。

GETTING STARTED

活用までの流れ

1
初期設計
2
パイロット実証
3
高度化・統合
4
本格運用
1
初期設計

対象地域(PoCおよび本格運用)の選定や、主要ステークホルダーの特定などプロジェクト設計を行います。既存データ・システムや運用イメージの確認/整理を通じて、実現したいことに向けて道筋を明確化。必要に応じてMoUを締結。

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2
パイロット実証

グローバルで取得可能なデータを用いて、Aqunia Floodデフォルト設定での予測結果をご提示します。過去の洪水事例に対する検証を行い、お客様のチームとともに技術的・運用面での課題や対応方針の確認を行います。

Overhead view of financial charts, magnifying glass, and stationery on wooden table.
3
高度化・統合

現地の観測データを用いたモデルのさらなるローカライズや、物理モデルのキャリブレーション等により調整を図ります。 また、Webベースのアプリケーションへのユーザアカウントの設定あるいは、APIでの提供を通じた既存運用システムとの統合等を行い、運用に向けた準備を進めます。

African American woman working in office analyzing data on dual computer monitors.
4
本格運用・継続的支援

サービスのローンチ、ユーザートレーニング、本格運用への引き渡しを実施。最新の観測結果を取り入れたモデルの更新やメンテンス、必要に応じて異なる個別モデルとの連携を通じた実用性の向上等を継続的に行います。

Hands pointing at a financial stock chart on a digital screen, highlighting data analysis and trends.
CASE STUDY
ザンビア
水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術の実証
JICAによるザンビアの水資源マスタープラン策定に向けたデジタル技術実証事業の一環として、ME-Lab Japanをプライムとする共同プロジェクトを実施。衛星データとシミュレーション技術を用いた水資源データの推定を行い、地上観測インフラが限られる流域においてもAquniaのソリューションの一定の有効性を確認しました。
Project
JICA
水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術の実証
Location
ザンビア
Partner
ME-Lab Japan

お気軽にご相談ください

最適なアプローチは、組織の形態、対象地域、データ環境、プロジェクトの段階によって大きく異なります。
当社のソリューションに合致するか判断が難しい場合でも、まずはお気軽にお問い合わせください。